化粧スレート屋根材の問題点について② 下塗りの回数

皆さまこんにちは。

今回は前回に引き続き化粧スレート屋根材について解説をさせていただきます。

スレート屋根材は一度塗っているか?塗っていないか?

で何が変わるのかについてです。

屋根・既存状況

添付写真は一度も塗装をしていない化粧スレート屋根材です。

特に北側の赤カビが顕著に目立ってます。

こちらの屋根ですが洗浄をするとこのように真っ白な状態になります。

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ここまで綺麗に白くなるとシーラーなどの下塗りが1回では仕上がりません。

スクリーンショット 2019-10-08 11.26.31

1回塗っても吸い込みを抑制できないため、2回塗ってこのような飴色の状態に仕上がります。

スクリーンショット 2019-10-08 11.33.16

吸い込みを抑制し、しっかりと飴色の状態にならなければ、どんなに長持ちする塗料を上塗りで塗ったとしても、上塗り自体が吸い込まれ、結果塗膜厚が確保できないため、早めに劣化をしてしまいます。

写真 2018-12-24 13 21 49 (1)

写真は本来20年持つはずの塗料を塗ったにもかかわらず下塗り不足で色褪せてしまった例です。

特に赤カビが発生しているスレート屋根材は、赤カビ自体が目で見ているところ以上に屋根材そのものに根をはってしまっているため、その分吸い込みがより激しくなります。

しっかりと膜厚を作るシーラーで2回塗り、安価なシーラーだと4回塗っても止まらないこともあります。なので塗装していない化粧スレート屋根材は、安全を見て下塗りを2回以上行うのがのぞましいでしょう。

屋根・既存状況_1_予備1

では写真のように1度塗っているスレート屋根材はどうかというと、劣化具合にもよりますが赤カビが発生していることが比較的少なく、洗浄して下塗りをした際に、1度で下塗りが飴色の状態になりやすく、全行程3回塗りで仕上がりやすくなります。(塗料により2回)

まとめますとスレート屋根材は下塗りが飴色の状態になるのが理想。

そのため一度も塗っていない場合は、赤カビの影響により、下塗りを2回以上しなければならない可能性が高い。

すでに塗っている場合は吸い込みが抑制されるので下塗りが1回で仕上がる可能性が高い。

いずれにしても下塗りが終わった段階の写真を業者にしっかりと納めてもらうようにしましょう。

次回はタスペーサーおよび縁切りについてです。

ご一読のほど、誠にありがとうございました。(和田)